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中心には紙片が重なって円をえがいています。
中心から端に行くにつれて画面の辺にそろえて平行に置かれ四隅では四角がそろえられ画面の安定にむかっています。 画面の端から中心に向かうのか、中心から端に視点が動くかはどちらが先かは別にして画面の中にエネルギーの不均衡が生まれ、それに伴う連鎖と動きが生まれています。 あるいは本来的に画面が持っていた磁場のようなものが、自由に四角い紙片を置くことで顕在化されたのかもしれません。 下の作品は中心の持つエネルギーを最も端的に表しています。 今回、台紙としてグリッドのある工作用紙を使っています。 ある程度画面の目安と平面の骨組みを目に見えるようにすると言うねらいがあったのですが 四枚の重なった透明な紙の中心は濃く、周りを引き立てながらも強い磁場を持って中心を作っています。 ![]() また次の作品では中心にある印のようなものが残っていますが、その求心性からはかなり開放されて格子に沿うように軽やかな広がりとリズム感のある作品になっています。 ![]() 興味深く不思議なのは、端的に中心を表す立場をとっても、平面の広がりを求めても、 あるいは、その両方の間で揺れ動いていても、どのような立場に立っても生き生きとした表現は可能であると言うことです。 ![]() ブログランキングに参加しています。よろしかったら応援のクリックお願いします ![]() |
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